元に戻る
ランプロファイヤー岩脈 香川県:東かがわ市

ランプロファイア岩脈は、白色の花崗岩(かこう岩)に節理(割れ目)ができた時に、黒色のランプロファイアが入り込んで、白と黒の縞模様ができた地質名所です。
ランプロファイアは、マグマが冷えて固まった黒色の岩石であり、煌斑岩(こうはんがん)とも呼ばれています。

種々の火成岩,特に花崗岩ないし閃長岩中に産することが多い。一般に揮発成分に富む玄武岩質マグマ起源の貫入岩脈であり,その成分の少くとも一部は母岩に由来すると考えられている。ギリシア語の lampros (きらめく) にちなんで命名された。

一般に斑状で、黒雲母(くろうんも)、角閃(かくせん)石、輝石などの自形の斑晶(はんしょう)を含む。一方、長石類はあまり含まれない。したがって、ランプロファイアの多くは苦鉄質ないし超苦鉄質である。