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佐賀新聞掲載2020-12-16

歯磨剤の正しい使用方法

ほとんどの歯磨剤には、むし歯を防ぐフッ素が含まれていますが、歯磨きした後、水で口をよくすすぐとフッ素が流れてしまうので、歯磨きした後、水で口をすすぐのは間違いです。そのまま何もしないか、軽く吐き出す程度が、世界共通の正しい方法です。

 歯磨剤の説明書にも、使用後はすすぐように明記されていません。

犬や猫は、砂糖を食べないからむし歯になりません。砂糖を飲食すると、口の中の細菌が砂糖を材料に3分後には歯が溶ける濃度の酸を作ります。ですから一日4回歯磨きしている人でも、フッ素を使わないとむし歯は防げないのです。

 食事の後、歯磨きしたら、汚れは落ちますが、溶けた歯は元には戻りません。しかし、フッ素があると溶けた部分を修復してくれる再石灰化の作用があるのです。

 歯磨剤を1本食べても健康には問題ありません。フッ素入り歯磨剤を正しく使用してむし歯を防ぎましょう。