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邦人女性、二審も死刑判決=覚せい剤持ち込み―マレーシア    2013- 3月27日(
 【クアラルンプール時事】マレーシア上訴裁は27日、同国に覚せい剤を持ち込んだとして、危険薬物取締法違反罪に問われた元看護師、竹内真理子被告(38)の判決公判で、死刑とした一審の高裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。竹内被告は連邦裁(最高裁に相当)に上告する方針。
 東京都目黒区在住だった竹内被告は2009年10月にアラブ首長国連邦ドバイから空路でクアラルンプール国際空港に到着した際、手荷物の中に覚せい剤約3.5キロを隠し持っているのを見つかった。
 公判では、友人のために金を借りにドバイに行き、イラン人から荷物を預かったが、覚せい剤が入っているとは知らなかったなどと主張した。しかし、高裁は11年10月、被告の証言は虚偽だとして死刑判決を言い渡していた。マレーシアでは、死刑になる可能性のある重大事件は高裁から公判が始まる。