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卵食べて健康維持を

 鶏卵は、安価で極めて優れた栄養食品です。たんぱく質、脂肪、Ca、鉄分、リン、ビタミンA、ビタミンB12、DHA、コレステロールなどが豊富で、必須アミノ酸9種類もすべて含まれています。

 卵1個には、約0.2gのコレステロールが含まれています。コレステロールは人間にとって大切な材料で1日に約1.5g必要です。人間はコレステロールを食品から、3割程度吸収して、残り7割を体内で合成します。

 コレステロールは胆汁酸の原料で、脂肪分の多い食品を摂取するとそれを分解するために、肝臓はせっせとコレステロールを作って余った分を血液の中に入れてしまいます。そのためコレステロール値が上昇します。

 卵はコレステロール値が高いから身体に悪いという誤報がありますが、これは、ロシアの学者がウサギに、鶏卵を主とする動物性タンパクを投与した結果、コレステロール値が上昇したという無茶な実験(ウサギは草食動物)からです。超優良食品「卵」を食べて健康維持を!