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ダイエットは2年の運動で

佐賀新聞:掲載日2006年05月16日 <自>


 鹿島市 掛園浩

 白インゲン豆を使ったダイエット方法で、嘔吐(おうと)や下痢などの苦情が報道されました。現在、いろんなダイエット方法が紹介されていますが、薬や食品を摂取して安全にやせる方法はありません。

 食事量を減らせば、体重は落ちますが、長続きは難しいものです。また、極端な食事制限は健康を害します。食事量を減らさずに、体重を落とす方法は運動です。運動して筋肉を発達させれば、食欲旺盛でも、極端に肥えることはありません。

 運動を始めることは難しくありませんが、長続きさせることは難しいことです。ダイエットの効果の判定は二年後を目指して行ってください。急激なダイエットは長続きしないし、健康を害する原因になります。

 このほど、アメリカでは肥満予防に、学校でジュースなどの販売を禁止する政策を発表しました。子ども時期の肥満は、そのまま成人への肥満へ直結します。

 将来、自分の子どもが肥満で困らないように、子どもは屋外で元気に遊んで、筋肉を発達させて、ジュースを過度に飲まないようにするのをお勧めします。