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フッ素入りミネラルウォータの利用

 フッ素含有量の多いミネラルウォーターを飲む事によって、水道水にフッ素を添加した
国より、効果(後光効果がない分)は少ないですがむし歯予防に役立ちます。
FDAの発表 後光効果
日本国内でもフッ素入りミネラルウォーターが販売されています。
(写真の店:佐賀県:ジャスコ佐賀大和店:電話0952-64-8000)
イタリア(トスカーナ)産のウリベートミネラルウォーターです(1本298円)。フッ素濃度は1ppm(1mg/l)です。
これは、サッカーイタリア代表チームのオフィシャル商品です。
日本国内用に、日本語で7歳未満のお子様の飲用をお控え下さいとの注意書きがしてありますが(イタリア語では、この表示が見つかりません。)イタリアでは、6歳児以下の子供も飲んでいます。
HP::http://www.kataoka.com/products/uliveto/index.html
フランス(アルザス地方)産のヴァットヴィレールミネラルウォーターです。(1本197円)
フッ素濃度は2ppm(2mg/l)です。日本国内用に、日本語で7歳未満のお子様の飲用をお控え下さいとの注意書きがしてありますが、フランスでは、6歳児以下の子供も飲んでいます。
解説:日本の水道水に含まれるフッ素の上限を厚労省は0.8ppmと決めています。しかし、諸外国では、水道水にフッ素が0.7〜1.3ppm入った水道水をむし歯予防に使用しています。6歳以下の子供がフッ素濃度2ppmを超える水道水を利用し続けると歯牙フッ素症(斑状歯)が現れてくる場合があります。しかし、飲料水(ミネラルウォーター)のみの場合には、その国で作られる加工食品にフッ素が混ざらないので、2ppmのミネラルウォーターを飲み続けても、歯牙フッ素症が出現する量(後光効果がないので)には届きません。

 アメリカでは、ボトル水が2.4ppmまでのも販売されています。
 日本の水道水のフッ素(0.8ppm)の上限は科学的根拠がないので見直すべきでしょう。この件について厚労省に問合せていますが、未だに回答がありません。できれば皆様からも厚労省に意見をお願いします。