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国債は元本保証ではなくなりました

三重銀行のHP
に明示してあります。
http://www.miebank.co.jp/kojin/shikin/kokusai_10nenhendo.html

 
上記は戦時中に国が発行した債券です。銀行等に預けて
いた人の預金を国が徴収し、後でこの金額を払うからと言って
徴収しましたが、後日、法律でこの債権は払わなくて良いという
法律を作ったので、上記の債券はただの紙切れになりました。

平成になってからも個人の資産が法律の改正により何百万円
も喪失した例があります。
年金は60歳から支給の予定でしたが、法律の改正により65歳
からになりました。
1年間に200万円の年金をもらえる人は5年間で一千万円の
損失です。
これと同じように法律の改正により国債も元本保障ではなくなり
ました。



 日本の国の財政は収入より支出が多いので足りない分を
国債(借金)で補っています。国債の発行額は800兆円を越え、
これが返済出来なくなる可能性も大きくなったので、現在募集
している国債は、発行体である国の財政難などにより、利払い
や償還が遅延したり、不能になるリスク(信用リスク)が
あります。と明記されました。

 800兆円を超える国債(国)の借金を購入した人に、その後
始末をされるとは、すごい手段です。この情報を知らず、数年
後に国債の満期を迎えた時、元本割れをしていて文句を
言っても、「法律でそういう風に決められたのを知らない
あなたが不利益を被るのです。
書類を読まれなかったのですか」と言われる事でしょう。

 ゆうちょ銀行や佐賀銀行に問合せた所、これらの銀行のHP
にもその旨が記載されているので、顧客への責務は果たして
いるとの回答でした。

ゆうちょ銀行のHPより抜粋
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tameru/kokusai/
kj_tm_ks_ritki.html


 利付国債は、元本と利子の支払いを日本国政府が行うため
安全性が高い金融商品ですが、日本国の信用状況の悪化等
により、損失が生ずる恐れもありますのでご注意ください。


佐賀銀行のHPより抜粋
http://www.sagabank.co.jp/kokusai/index.htm

公共債は、預金保険の対象ではありません。
当行でお申込いただいた公共債は、投資者保護基金の
対象ではありません。
発行体の信用状況の悪化等により、元本や利子の支払が
滞ったり、支払不能が生じるリスクがあります。


財務省のHPについて

 財務省のHPには、国債が元本保証ではないとの記載が
ありません。
その件について財務省に問合せた所、下記の回答がきました。
ご意見で示されている法律は金融商品取引法を指している
と思われますが、この法律は銀行や証券会社といった
金融機関の活動を規制するものです。

 三重銀行はこの法律の規定に従い国債が元本保証で
ない旨の記載をしていると思われますが、財務省は金融
機関ではなく、この法律の規制の対象外であるため、
そのような記載はしておりません。

財務省大臣官房文書課行政相談官 佐藤 浩一 
 2009年05月19日


「年金は2031年度に破綻」
マイナス1%成長で厚労省試算

2009年5月1日:読売新聞

 厚生労働省は1日、実質経済成長率が今後長期にわたって
マイナス1%前後で推移すれば、公的年金は積立金が枯渇
して制度が破綻(はたん)するという試算結果をまとめた。

 試算では、物価上昇率、名目賃金上昇率、積立金の
名目運用利回りが、今後それぞれ過去10年間の実績値の
平均(マイナス0・2%、マイナス0・7%、1・5%)のまま推移し、
実質経済成長率がマイナス1・2%の状態が続くと想定。

 このケースでは積立金が2031年度に底をつき、年金給付
の財源が足りなくなることがわかった。