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住宅火災:2007年死者、最多の107人
出火原因の約4割、たばこの不始末 /東京


 2007年1年間の東京消防庁管内(東久留米と稲城の両市、島しょ部を除く)の住宅火災による死者は107人で、統計が残る76年以降、最多だったことが分かった。たばこの火の不始末が出火原因の約4割を占めており、東京消防庁は「飲酒してたばこを吸うとそのまま寝込んでしまう危険がある。寝具の上での喫煙は絶対にやめて」と呼びかけている。

 07年の火災件数は5798件で、前年より117件減少。死者の約57%(61人)は65歳以上の高齢者で、多くが1人暮らしか高齢者だけの世帯だった。

 死者が出た住宅火災の出火原因は、たばこの火の不始末が39人(36%)で最多。天ぷらを揚げている最中に目を離して出火するケースは毎年1〜2人だったが、昨年は6人と大幅に増えた。年間死者数はこれまでは05年の102人が最多だった。

 08年に入ってからも、10日現在で9人が住宅火災で死亡しており、東京消防庁が注意を呼びかけている。