元に戻る
株の売買で儲ける事が可能か

 株の売買で儲ける人の金額と損する人の金額は、損する人の金額が圧倒的に大きくなります。

 米国の証券業界のトップのボーナスは約63億円もありました。社員の年収は7,300万円です。これらの給与はすべて株の売買の手数料で得られたお金です。

 株を売買する時、手数料として往復0.2%(ネット取引の場合)かかります。さらに国内で株で儲けた場合、1割の税金がかかります。従って単純に計算すると、上がるか下がるかの50%の勝負に投資しても、利益が出る確率は89.8%÷2=44.9%です。

 1回目に儲けた人が2回目にも利益が出る確率は20.16%です。3回目では、9.05%、4回目では、4.06%、5回目では、1.82%、6回目では、0.82%です。6回連続して株で儲ける人は100人に1人以下になってしまいます。

 株は取引を繰り返す回数が多い程、損する確立が大きくなります。株は確立統計学を用いて冷静に考えれば、株で利益を得ようとするのは難し過ぎます。

 社会保険庁は厚生年金と国民年金を株に運用したために2兆円もの赤字を出しました。国民の年金を、株に運用するのは避けてもらいたいものです。

 上記の新聞報道のHP
http://www.asunet.ne.jp/~saga/99-51.html


参考までに

 2007年10月05日の東京電力の売買代金は14,795百万円でした。従って、証券会社の入る手数料は、東京電力の分だけで、1日に約1千5百万円です。(取引の銘柄は、他にも多数あります。)

 株は長期的にみると必ず上がるという意見もありますが、平均株価は銘柄を選んで計算されています。従って、業績の悪い会社や倒産した株式会社等は除外されてきます。従って、実際を反映したものではありません。
 
 本来ならば、最初からの平均の株の値動きを求める場合には、倒産した会社の株価も入れるべきでしょう。それを考慮すると確立統計学的に株の売買で儲けようとする事の困難さがわかってくると思います。

 株に限らず、儲け話を持ちかけられて大損しないように注意しましょう。本当に儲かる話なら、その情報を知っている人はこっそり自分たちだけで儲けるでしょう。特に電話やチラシ等での勧誘は危険です。